いつも楽しい写真とコメントを送ってくださる新潟の "I"様からまた写真をいただきました。ありがとうございます
新潟市内の「県政記念館」で定期的に行われる「木曜コンサート」というシリーズの第一回目が "I"様(奥様)のコンサートだったとのこと。建物は1883年に建てられた由緒あるものですが、4月とはいえ冷え込みが厳しく、奥様にもチェンバロにも厳しい環境だったようです
最初の写真は記念館の外観(ネットからとりました)
2枚目以降が "I"様が送ってくださった写真です。会場は内部の、昔、新潟県議会が行われた場所のようですね
また後の2枚は別の日に、奥様の先生といっしょにコンサートに出られたときの写真です。先生のフレミッシュ、二段チェンバロに互して、しっかりと活躍してくれたようです。ご主人様のコメントを抜粋させていただきます
「やはり、小型1段のコンティヌオと比べると2段チェンバロは大きいですねー。しかし、イタリアらしい華やかな音色で、バッハの2つのための協奏曲を2台で弾いても2段には負けない実力を持った楽器でした。バイオリンとの通奏低音も、バイオリンの音に負けてチェンバロが聞こえなくなるかなー?と思ったのですが、かき消されることも無く、きれいなチェンバロの音を奏でていました。」
奥様の愛情と、ご主人のバックアップのおかげで「コンティヌオ」が新潟で活躍してくれているようで、うれしい限りです
>"I"様、今後ともよろしくお願いいたします。かわいがってやってください
2007年5月アーカイブ
テニスのUSオープンファイナルにご招待(多分全世界で一組だけ (^_^;) というのに応募してしまいました(笑)
スポーツウェアのラコステ社のキャンペーン企画ですが、まぁ、広告バナーのモデルの細さに感心したので掲載してみます
下のバナーをクリックして妙なページに跳んでも弊社は責任を負いかねますのでご承知おきください m(_ _)m
先日予告したBIZZIの値上げ後の新価格です
各モデル約5%前後のアップ率です
今回、消費税(5%)を含んだ税込価格(外税)で表示していましたので、一見、値上げと合わせて10%前後の価格差に見えます。価格表には税込(内税)と税抜き(外税)と両方あげておきましたので、値上がり状況の比較はこの外税の方でしていただいた方が実態が見えやすいかと思います
ユーロは相変わらず安くなる気配が見えません。このままでは半年後に次回の値上げを検討せざるを得ないかと思っています。事情ご理解、ご寛恕お願いいたします
(有)コースタルトレーディング 代表取締役 野村成人
ここをクリックしてpdfファイルでご覧ください→BIZZI2007年新価格
もう一人、こちらは39歳。1968年製のクラヴィコードをご紹介します
ドイツのウィットマイヤー社製
Reiseklavichord とは何だろうと思いましたが、小型軽量で旅行用に持ち運びやすいということのようです
普通のクラヴィコードは各鍵に対応する弦は二本(複弦)ですが、このモデルは一本なのですね。だから、鍵盤数は51鍵あるのに弦も51本ですみ、全体としてコンパクト、軽量です
51鍵、C-d、奥行き34cm、幅104cm。アンフレッティッド(=弦の数も51本)
ウィットマイヤー社というのはネットで調べてみたのですがよくわかりませんでした。現存しないのかな?
このクラヴィコードの作りを見るとどうもピアノ系のメーカーだったようにも思えます。写真ではわかりませんが、チューニングピンの先はピアノのピンと同様にネジを切ってあります。だからチューニングのためにピンをまわすとピンが少しですが上下します
チューニングキー、というよりもピアノのように「チューニングハンマー」と呼んだ方が良さそうなL字型ですね
鍵盤のコンディションはとても良い。音は単弦なので少し弱い感じがします。単弦のデメリットでしょうが、チューニングは半分の労力ですむ
ぼくみたいな無精者にはちょうど良いモデルかもしれません (^_^;)
我が家に古くて新しいお客さん。1908年に作られたグロッケンシュピール(コンサートベル)が来ました
アメリカのDeagan(ディーガン)社製
以前はプロのオーケストラで活躍していましたが、いまのオーナーさんが、もう自分は弾かないので楽器が寂しいと思うから、ということでお預けくださったものです。もともとA=440Hzで作られましたが、オーケストラの仕様に合わせてD社で442に調律しなおしてあります
ディーガンのグロッケンは当時は「世界一」とあだ名がついたほど高い評価を受けていました。分厚い鉄の音盤の上面が丸みを帯びた「ラウンドトップ」。これは同社の特許だったようです
また、同社のヴィブラフォンはジャズ界のトップアーティストがこぞって使っていた楽器で、金属製の音盤打楽器としては自他ともに認めるトップメーカーでした
このグロッケンは1908年製ですから今年99歳の白寿 (^_^)
楽器はとても重く、下の写真の一枚目、外装の木製ケースですが、縁には鉄板を巻いてありまるで千両箱。みるからにただものではない風情。小振りな見かけにだまされて気軽に持ち上げようとするとぎっくり腰になりそうなぐらい重い。ケースを開けると片方に全音鍵、もう片方には半音(シャープ)鍵です
音はすばらしい!透明感をのある伸びる音。おそらく音板を支えているフェルトやその上の紐をあたらしく張り直してやればもっと良い音になるんでしょう
音板にはDeagan社の銘、モデル名の1123、製造年月日のJune 9, 1908 と誇らしげに刻印されています
下の写真をクリックして拡大画像でご覧ください
BIZZIチェンバロの価格については、2年前に日本にご紹介はじめて以来当初の価格でなんとか頑張ってきましたが、これだけユーロが高くなるとこれ以上は我慢できません
今の値段を計算した当初は1ユーロ=138円でした。今や1ユーロ=163円超。18%も値上がりしてます。このままでは一台ご注文いただくごとに損をするような状況なので、値上げさせていただくことにしました
少なくとも10%、できれば15%はあげたいのですが、一度に上げてはご検討いただいているお客様にとってあまりにも差が大きすぎるので、まずは5%前後の値上げとさせていただきたいと思っています
ユーロの状況を見ながら半年後か1年後に更に5%~10%の値上げを考えます
お客様にはご迷惑をおかけしますが、事情ご賢察の上ご了承ください
また、従来は消費税を含まない(外税)で価格表示をしていましたが、消費税込みの価格(内税)の表示に変更していきます。上記の値上げと合わせると見かけ上は一度に1割ぐらい上がるような計算に見えますが、実質は5%前後です。価格の桁あわせのために値上げ幅はモデルによって若干上下する予定です
値上げのタイミングは6月1日と考えています(受注基準です。規定の前受金をご入金いただいた時点で受注とさせていただきます)
現在決算処理で他の作業に手がつけられないので新価格表の公開は月末ぐらいになる予定です。ご了承ください
”Studio”については大勢の皆様からお問い合わせいただきありがとうございます
おかげさまでこのモデルの方向性も少しずつクリアになってきました
BIZZI社長と相談しながら当初のご案内から変更することになったポイントを現在(5月中旬)のところで決まった範囲でご報告いたします
(以下のポイントは当初のページの仕様表にも反映させておきます)
1.鍵盤数
当初は51鍵でしたが、標準で52鍵とします(H1-d3)
(この最低音の鍵は、演奏される曲にあわせてAやGにチューニング可能です)
2.トランスポーズ
通常のトランスポーズ(415-440)はオプション(+6万円)ですが、さらにダブルトランスポーズも可能です。ただし、この場合は51鍵になります。(392-415-440)(さらに6万円追加なので、合計で基本仕様+12万円になります)
これは特にトラヴェルソの皆様に朗報?(^_^)
3.色
価格を押さえているために、他のモデルのように「標準でお好きな色に塗ります」ということは難しそうです
基本色は緑(弊社に試奏用在庫のある分)、青、赤の三色からお選びいただけます(価格変更なし)
また、それでもやはり自分の好きな色に塗りたい、という場合はオプション(3万円)で承ります
4.装飾オプション
蓋裏の絵やその他の装飾オプションは他のモデル同様に可能ですが、オプション価格そのものはあまり安くなりません。本体がなにしろ安いので、装飾を足していくと本体に比較してオプション部分が多めになるような感じになります
*鍵盤の白黒反転(フレンチスタイル)も可能です(オプション価格8万円)
これまでお客様のお問い合わせなどで確認した事項は以上です。他にもご質問などありましたらどうぞ弊社のメールあてにお問い合わせください
名古屋バロック音楽協会30周年イベント(2007年5月5日)に展示参加させていただきました
展示したのは新商品の「Sudio」も含めたBIZZIチェンバロ、大塚紀夫/マルコ・テルノヴェックのヴィオラ・ダ・ガンバ、TOROガット弦、ミュンクヴィッツのバロックトランペットなどです
会場は名古屋の電気文化会館コンサートホールで、展示はそのロビー。イベントとして昼間は会員の皆様の例会の演奏発表。夕方は今回の記念イベントとしてプロの皆様のコンサートがありました
展示は他に安達さん作のチェンバロや石井さん作のガンバなどがあり、小さいながらもいかにも古楽のイベントという雰囲気がよく出ていたように思います。石井さんは、珍しいネックとボディがとりはずせるガンバを作られており注目。会場にはかねてより顔見知り、ネットで知り合った方々なども尋ねてきてくださり、なかなか忙しく、一日だけのイベントですが多くの方々にお目にかかれ、楽器にも触っていただけてゴールデンウィーク中に名古屋まで往復してきた甲斐があったように思います
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以前茅ヶ崎まで来てくださった名古屋のお客様ご一家も来訪。今回はとくに前回お目にかかれなかったひいおばあちゃままでご一緒くださり、4世代にわたってバロック音楽を愛好していらっしゃるご一家にお目にかかれたのもうれしいことでした。また初めてチェンバロを見て触ることができた、と感動してくださった方も何人もいらっしゃいました。4歳ぐらいの女の子、モモちゃんも新商品の「Studio」に触ってくれました。モモちゃんよりお母様のほうが興奮していたかな?(笑)
多くの方がStudioの値段と性能にはびっくり、「これなら家にも」という気持ちで見ていただけたように思います。「一家に一台チェンバロを」プロジェクト進行中!
また中国製のバロック弓、TOROガット弦などもそれぞれの価格/性能を多くのお客様に確認していただけたと思います。ガット弦やバロック弓は取り扱っているお店が少ないこともあって、良質の楽器がリーズナブルな価格で手に入ることへのお客様のニーズが確認できました。バロックトランペットは実際に吹く方は居ないと思っていたのですが、意外に興味を持って触ってみたいという方がいらっしゃいました。こういう楽器があって、実際に入手できるということ自体が知られていないということですね。写真の最後は石井さんの分解できるガンバ。「特注のケースが間に合わなかったのが残念」とのコメント
●名古屋バロック音楽協会のホームページは下記です
http://nagoyabaroque.com/index_j.htm
余談:名古屋の櫃まぶし(宮鍵)と、帰路のサービスエリアでエビフライ入りきしめんをしっかり食べてきました。おみやげにういろうと赤福を買って、名古屋の食べ物はカバー出来た?(笑)
