バロックトランペット リーデル1752 ショートモデル
J.C.Riedel、Dresden、1752
オリジナルはライプチヒ楽器博物館所蔵の "J.C.Riedel, ドレスデン, 1752"です
このモデルをベースにして、使いやすい三穴のショートモデルに仕上げました
指穴があけてあり演奏の補助になるので現代のバロック演奏には使いやすく、とくに初めてバロック・トランペットを試すモダン・トランペット奏者の皆様には扱いやすいお勧めのモデルです。
ご参考:三穴か四穴かの選択について
バロック(ナチュラル)トランペット自体、本来は穴はありません(=ロングモデル)が実際の演奏現場で無穴のトランペットで正確な音程をヒットするのは安定しにくくとても難しい。それをヒットしやすくする補助手段として穴をいくつかあけるのが一般的な方便として認められています。その方式に大きく二つ(三穴と四穴)があります。弊社では両方お試しいただけるように在庫がありますが、四穴の方は穴の間の距離が大きく、一般的な日本人の体格ではほぼ無理に近いように思います。これまで弊社でお買い上げいただいたトランペットの全てが三穴方式のショートモデルでした
このモデルリーデル1752について
オリジナルはドレスデンの教会で使われていた楽器です。Riedel(リーデル)は格別有名なメーカーというわけではなかったようですがこの楽器はすばらしい音がし、特に後期バロックの音楽に向いているようです。
ご存知のように昔の管楽器は地域、メーカーによってピッチが違っていることが多く、オーケストラなどでの合奏には同じ地域、同じメーカーの楽器を使うのが望ましいとされていました。また、ドレスデンは当時ドイツの文化的な中心であり、ここで使われていたということは広くほかの地域でも使われた可能性が高いのではないでしょうか。
価格¥313,200 (税込)
ベルはハンドハンマー加工。管部分はシームレス機械加工です(A=440Hz)。変調管D♭、C管付き。
*価格はメーカーの価格変更や為替変動により予告無く変わることがあります
タグ: ナチュラルトランペット , バロックトランペット , ミュンクヴィッツ
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