ヴィオール用教則本 Metodo completo e progressivo
2014/03/18
ガンバ用の教則本は神戸愉樹美さんが翻訳したヴェンツィンガーのものが知られていますが、ほかにはなかなか見あたりませんでした。お客様からのご要望があって、Paolo Violdi と Vittorio Ghielmi の "Metodo completo e progressivo per Viola da gamba" をまとめて輸入しましたのでご紹介申し上げます。高名なチェロ/ガンバ奏者であるクリストフ・コワンさんによる序文、執筆者のヴィオルディ/ギエルミ両氏の前書は拙訳して下のリンクでご紹介します。この2冊による学習の参考にしてください
前書きなどにもあるように、基本的に先生について習うことを想定していますが、ある程度弾いているかたには自習用の教材としてもよいものと思われます
I巻とⅡ巻がありますが、I巻は特に初心者の方向け。Ⅱ巻はレパートリーに挑戦している中級者の方にお勧めです。弊社のショッピングカートで、「書籍教材CD」カテゴリーでお買い求めください
コワンによる序文.pdf
著者による前書.pdf
ご購入は弊社ショッピングカートの、書籍教材CDカテゴリーからどうぞ
書籍教材CD
平尾雅子さんから推薦のお言葉を戴きましたのでご紹介します:
ヴィオラ・ダ・ガンバは、弦楽器の中ではフレットがあるため気軽に入りやすく、早くから合奏が楽しめるという利点があります。 ただ、その取りつき易さゆえに、基礎テクニックのエチュードを経ずして、どんどん難しい曲に取り組んでしまい、いつまでたっても美しい音できちんとした演奏ができないという残念な結果を生み出しかねません。 ここでご紹介するヴィオルディ/ギェルミ両氏によるMetodo completo e progressivoは、システマティックにエチュードが並び、またところどころに易しくて美しい旋律も置かれているので、機械的な練習で飽きることなく、楽しみながら確実にテクニックをつけることができるよう工夫された優れた教則本だと思います。 本来、音楽性とテクニックは同時に成長させるべきものですし、初心者のときから、しっかりしたボウイングや左手のテクニックを養いながら、表情豊かな音楽を奏でるために、この教則本は大いに役立つことでしょう。
平尾雅子
タグ: ヴィオラ・ダ・ガンバ , ヴィオール , 教則本
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