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19世紀初頭英国歌曲集(ギター伴奏付き)

2014/07/15

Brian Jeffery
English Romantic Songs and Ballads
「英国ロマン派歌曲とバラッド」

 A4+版305mm X 230mm、62ページ (英語版前書き、解説)
0041English R songs.JPG ここでご紹介するのは、19世紀初頭の英国ロマン派時代のバラッドの、ギター伴奏つきの歌曲集である。(碩学ブライアン・ジェフリー教授選、解説)
普段見聴きするバラードのスペルはBalladeであるが、ここでいうBalladバラッドとは言い伝えや伝承を元にした物語性のある歌曲のことであり、良く知られたスカボロフェアーなどはその一例である。当時時代の寵児であったロマンティックギターは、まさにこういう形で当時の庶民の娯楽に供されたものではないだろうか。
全17曲を収録。中には日本でも非常になじみの深い曲もあり(15番 埴生の宿、17番 久しき昔)これらの曲の出自が19世紀の英国であったことを初めて知る方々も多いのではないかと思われる。
この曲集に収められている曲と作曲者は以下の通り。
1) Come where the aspens quiver : Alexander Lee
2) Meet me by moonlight : J.A. Wade
3) My dark hair'd girl : C.E. Horn
4) My heart and lute : Sir Henry Bishop
5) When the dew is on the grass : Alexander Lee
6) Awake! awake, mine own love : Joseph de Pinna
7) Flore MacDonald : Michael Kelly
8) My minstrel love : John Barnett
9) Welcome me home : Thomas Haynes Bayly
10) Do you think I can forget? : N.J. Sporle
11) The light of other days : M.W. Balfe
12) The broken hearts : Charles Purday
13) They tell me thou'rt the favour'd guest : Thomas Moor
14) Farewell! and never think of me : P. Verini
15) Home sweet home : Sir Henry Bishop
16) Cherry ripe : C.E. Horn
17) Long, long ago : Thomas Haynes Bayly

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