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オックスガット モニターレポート

2015/12/06
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先日募集していたバイオリン用弦のオックス(牛、beef)ガットモニターレポートをご案内いたします
このサイトのBBS「情報交換掲示板」「弦関係」→「オックスガット(Vn)モニターレポートについて」と16人のモニターの皆様にご意見をいただけましたので、おひとりずつのご意見を公開させていただきました。個人名はプライバシー保護の観点から、イニシャル2文字だけとしています
オックスガットモニターレポート掲示板
比較のために、お客様ごとに普段お使いいただいている弦のタイプも掲示しました
今回、バイオリン用φ60、1バーニッシュという仕様に限って試奏していただきましたので、材質の違いだけとは言い切れないところに不満が残りました
たとえば普段φ64の太い弦(羊)をお使いであればφ60のオックスは裏返りやすく、音も細い感じがするかもしれませんし、普段ナチュラルガットをご愛用の場合は1xバーニッシュだと弓が滑りやすく感じるかもしれません
そういった要素も勘案してお読みください

モニターにご応募いただいた皆様誠にありがとうございました。とても貴重なご意見をいただけたと思います

結果としてさまざまなご意見があり、人によっては真逆なコメントもあるように見えます
特に普段お使いの弦との太さの違い、弦表面の仕上げ(バーニッシュなど)の違いなどによる影響が大きいので、一概に素材オックスの特性とは言い切れない要素があります

●全体の印象
ガット弦については個体差もあるので、耐久性は単発では評価が難しかったようです。おおざっぱにまとめると、耐久性と安定性は羊と大きく差はない。音について、オックスのほうが高音域の倍音が多いのか、鋭い音がする傾向にあるようです。牛は固い音、羊は柔らかい音と感じる(良しあしは別)方が多いという印象です

今回のご意見を参考に、今後の取り扱いについては検討を重ねます
忙しい中貴重なお時間を割いて試奏、レポートくださった皆様重ねてお礼申し上げます
今後ともご指導ご愛顧よろしくお願いいたします

●オックスガットについて:
TORO社ではバイオリンなどの擦弦楽器用の弦はラム(シープ)ガットを基本にしています。柔らかく深みのある音になります。
一方、他社はただ「ガット弦」といった場合にオックスガットを使っている場合もあるように見受けられます。一般的にガットは国際的な食肉市場で扱われます(ソーセージ用のケーシングなどと同じ扱い)が、ランクがA級、B級と分かれており、TORO社では基本的に良質(高価)なA級素材を使います。ただし、フレットガットなど直接音に影響しないところではお値段を下げるためにB級のオックスを使います。(だから、安いからと言ってフレットガットを楽器用にお使いいただくのは、お勧めしていません。耐久性、ハーモニクスなど均質性の問題)
オックスは繊維が長めなのでレゾナンスが少し長く、弓弾きよりハジイて演奏する楽器に向いているようです。音質は少し固めかと思います。掲示板のモニターの皆様のご意見をご参照ください

楽器は在庫があれば全て試奏可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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