なぜ電子チェンバロか C-30 光と影
2016/05/28
最近開催したクラビコード/ハープシコードのワークショップで、メーカー(ローランド)さんのご協力で電子チェンバロ C-30を展示しました
その時のご参加の皆様の感想がさまざまで
●興味はあったけど見る機会がなかった
●こんなものがあるとは知らなかった
●あなたのところ(弊社)で扱ってるとは知らなかった
など、自分としても皆様へのご案内が不十分であることを反省しました
あらためてご報告いたします
「弊社でも扱っておりますので、ぜひご相談ください!!」
弊社では本物のチェンバロやクラビコードを扱っています。「それなのになぜ電子チェンバロ?」というご質問をいただきそうですね
本物のチェンバロの素晴らしさと限界
本物のチェンバロは素晴らしい。弊社に試奏に来られるお客様の多くが本物の楽器の良さを感じて、ほしいと思われます。しかし、一方で、誰でも気楽に買って楽しめるものではないことも確かです
一般的にチェンバロを買いたいお客様が検討する要素を比較表にしました
<本物のチェンバロと電子チェンバロの長所と短所比較表> |
本物のチェンバロ | 電子チェンバロ | |
---|---|---|
音、響き | ○豊かで拡がりのある響き | △良い音だがスピーカーから出る音 |
基準ピッチの変更 | 「トランスポーズ」で415-440の間で変更可能 | ○無段階に変更可能 |
タッチ | ○本物の木製鍵盤のタッチ | ▲プラスチック成型鍵盤 (スプリング式) |
価格 | ▲80万以上 | ○30万円台 |
置き場所ー環境 | ▲湿度など配慮 | ○基本的にどこでも良い |
置き場所ースペース | ▲畳1畳~3畳分 | ○110cmx38cm |
調律、メンテ | ▲基本的に全て自分で | ○基本的にメンテナンスフリー |
音量(騒音問題) | ▲ピアノに比べるとかなり小さいが 通常夜中には弾けない |
○ボリュームコントロールあり ヘッドホンでも可 |
音色切り替え | 楽器により8フィート、4フィートなど | ○フレンチ、フレミッシュ フォルテピアノ、オルガン |
ともかく取り扱いが楽(ピッチも簡単に変えられる)なので、弦楽器、管楽器、リコーダー、歌などの皆様の伴奏用としても好評です
使い方を含めて、どうぞどんなことでも遠慮なくご相談ください
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