Blog: 2007年4月アーカイブ

福の神

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わが新しいオフィス/ショールームの玄関脇に控える福助さんをご紹介します
「福助」は足袋の会社名で有名ですが、福助そのものの由来はずっと古く、江戸時代からあったようですね
縁起もので、福を呼ぶという意味から招き猫などと同様に飾られたりしてきたようです
我が家の「フクちゃん」は家内が見つけてきた、少し古びた張り子の人形ですが、これだけにこやかな表情をした福助さんはなかなか見あたりません
ゴールデンウィークがお客様でほとんど埋まってしまうのはこの子の御利益でしょうか?
みなさまもぜひこの子に会いにきてやってください

4月21、22日に山梨で行われた第21回古楽コンクールに行ってきました
今年は二年に一回のチェンバロイヤー(アンサンブル部門も開催)。チェンバリストが演奏を競うのとあわせて、日本と海外のチェンバロメーカーが多数出展します。日本の古楽界での登竜門として、長い歴史を誇るイベントです

今年のチェンバロのコンクールには21人のエントリーがありました(うち3人がキャンセルなので実質18人)
初日の予選の結果、翌日の本選には 大村千秋さん、大久しおりさん、林則子さん、三浦弥生さん、八百板正己さん、渡部志乃さんの6人が残りました
2日目の本選の結果は1位、2位なし。3位が大村千秋さんと林則子さんのお二人という結果でした
入賞されたお二人、おめでとうございます!

また、同時に行われたアンサンブル部門には3グループがエントリー。残念ながら入賞は無し

全体に今年は来場者も少なめだったような気がします。一般に古楽への関心は高まっている上に、海外留学生の帰国などもあって日本の古楽界は盛り上がっていると感じているのですが今回はなぜかちょっと寂しい状況と感じました。すでに21回を数える歴史のあるコンクールだけに、もっともっと盛んになってほしいと思います

写真はコンクールの行われた山梨県立県民文化ホール、会場のステージ、楽器展示会場での試奏や製作者のプレゼンテーションの様子などです。弊社も3台のチェンバロと、バロックトランペット、バロック弓、ガット弦などを展示。チェンバロイヤーではありますが、それぞれに関心のある方たちが試奏されたり質問をいただきました

北ドイツの街(旧東ドイツ領)ロストックに行ってきました
バロックトランペット(ナチュラルトランペットとも言う。モダントランペットのようなピストンのないいわゆる「ナチュラルトランペット」)の製作者ミュンクヴィッツ氏を訪ねたものです
ハンブルグから鉄道で2時間。一泊だけの訪問でしたが歓待してくれ、彼の仕事についてもいろいろと教えてもらいました。ロストック市は歴史的にはハンザ同盟諸都市の一つでハンブルグ、リューベックなどとならんで栄えた港町です。今でも昔の城壁や修道院、立派な市庁舎などに昔の繁栄の面影をたどることができます。 下記の写真(クリックして拡大)ごらんください
1.城壁の跡 2.きれいな市庁舎 3.市庁舎に近広場でちょうど開かれていたイースター祭りの屋台 4.ミュンクヴィッツ氏のワークショップ 5.新発見の古いトランペット(別途記事を書きます) 6.レストランでのミュンクヴィッツ氏 7.北海でとれたお魚のフライ(おいしかった!) 8.レストランの天井を飾る模型の帆船たち


このレストランはロストックでも名物レストランだそうです。昔の帆船時代に長い航海から帰ってきた船乗り(船長)たちが集まって情報交換や旧交をあたためた場所。天井には昔の帆船の模型がところ狭しとつるされていました。帆船好きの僕にとってはまたとない歓待の場所。北海で取れたての魚のフライ。シンプルだけどおいしかった。それにハーフトロッケン(ちょっとだけ甘みのあるドライ)のドイツワイン。また来たいな、と餌で釣られる単細胞ですね(笑)

ハンブルグの美術工芸博物館に行ってきました。ロストックに移動する電車を少し遅めにして時間待ちの2時間なので十分とは言えないけれど、歴史的な楽器の実物を直接見ることができたのはラッキーでした。
とびこみの見学だし、もともと楽器には触れない。本当は写真もとってはいけないのではないかと思うけど、博物館員もほとんど居ない状態だったので内緒で写真だけとりました。フラッシュは使わなかったので勘弁!
午後に小さなコンサートをやるらしく準備をしていた人と少し話をしたら、2~3台の楽器の音を聞かせてくれました。 ふだんBIZZIのチェンバロを目にしていますが、300年ぐらいたったらあんな風に見えるのでしょうかね
(下の画像をクリックすると拡大画像をごらんいただけます)

フランクフルトの楽器見本市の帰りにハンブルグに寄りました。ハンブルグから更に北のロストックという町にある取引先を訪ねる途中ですが、前後で一泊できたので、一人で久しぶりのハンブルグの街歩き。
土曜日の夕方なので商店はとっくにしまっている、と思いきや、ドイツの法律が変わっていてお店によっては(デパートなども)8時まで開いている!! キリスト教会と政府などの間でかなりの議論があったそうですが、以前のドイツ(土曜日は昼まで。日曜日は100%お店は閉まっていた)とは文字どうり隔世の感があります。

せっかくなので夕方街に出て、小さな高級ショッピングモールの中にあるゼクト(ドイツのシャンペンですね)の立ち飲みバーで軽い食事。牡蠣や大きなエビもおいしそうだったけど、小エビやカニ類のオードブル盛り合わせを注文。調子に乗ってゼクトをおかわり。(写真左端)
いい気分でホテルに戻るころには夕闇がおりていました。(写真中央。みたことのある風景でしょう?)
さすがに陽が落ちて風が出るとコートを着ていても寒く、ホテルのロビーの暖炉に燃えている火がうれしくて熱いコーヒーを一杯飲んでから部屋にもどりました

既ご報告したように、メッセではチェンバロ出展はBIZZI社だけになりました。(イギリスのEMS/アーリーミュージックショップ)の展示に1台だけありましたが、とても小型の簡単なものでした。チェンバロ専門メーカーは他に無し)
下の写真はビッチのブースと、今回初めて出品する新商品「Studio」モデルです。もともとフランスなどで普及している6歳ぐらいからの子供のチェンバロレッスンを意識して企画したようなのですが、それ以外の大人の方たち(特に他の楽器のプロでチェンバロも家にほしい、など)の関心も非常に高いようです。(価格が魅力) 詳細は検討して帰国後アップいたします。

楽器業界の中ではおそらく世界最大のショー、フランクフルト・ムジークメッセに行ってきました。
フランクフルトのランドマークにもなっているメッセタワー。世界中から人が集まるエントランス。


ホールの一つを中二階から見下ろすとこんな感じです。これはエレキやドラムのメーカーなどが集まっているホールなのでうるさいことうるさいこと。かたやBIZZIが入っているところは主にピアノメーカーが集中しているので、まだましだけどやはりピアノの音は暴力的に響いてチェンバロの音が聞き取りにくくなります
今回は最近皆様の関心が高く、人気のある中国製のバロック弓の商談もしてきました。また、その中国メーカー以外に、なんと古楽系の弓(ルネッサンス、バロック、クラシック)を専門に作っている個人製作家が出展していたので会話。価格はどうしても中国弓の4~5倍になってしまうので、今回は発注していませんが、今後なんらかの形でご紹介できたらと思っています

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