過去スレ:【アンケート】3xヴァーニッシュ常時販売化

各種弦楽器、ガット弦、松脂、弓などの情報交換にどうぞ

過去スレ:【アンケート】3xヴァーニッシュ常時販売化

投稿記事by nomura » 2013年9月24日(火) 4:06 am

0 【アンケート】3xヴァーニッシュ常時販売化
Nom

この夏にむけてヴァイオリンのe”線一種類で限定販売をさせていただきまいした。おかげさまで完売、ありがとうございました。

お使いいただいたみなさまのご意見をうかがっていますと、ヴァイオリンで特にe”線は耐久性で苦労される方が多く、TOROの1xVは一般のナチュラル弦に比べるとはるかに耐久性は高いとはいうものの、さらに安心できる仕様として3xVをお試しいただいた方が多いように思います。一方では熱心なナチュラルフアンの方もいらっしゃり、本当に弦楽器はさまざまだなぁと実感しています。
今回の限定販売は終了したのですが、3xVについて今後e”弦だけでも常時在庫して販売するかどうか、みなさまのご意見を聞かせていただければと存じます。

なにぶん取扱品番が増えてきており、もしこれを扱うとなるとたとえば同じヴァイオリンのe”弦で1xV、ナチュラル、3xVの三種を扱うことになり日常の取扱、在庫確保も3倍(実際にはもっと)の手間がかかることになり、かつ経営的に見ても在庫資金繰り(現実的な話ですみません(^_^;))の点からも経営を圧迫することになり、慎重に検討したいと思っています。

このスレッドで、どうぞみなさまのご意見をお聞かせください。ぜひ参考にさせていただきたいと存じます。
よろしくお願いいたします。

2008/08/22 08:19


1Re :3xヴァーニッシュ常時販売化アンケ
Reiko♪

こんにちは♪

詳細はまたコメントしに来ますが(^^;)、、、。

とりあえず。
E線に限っては、3xヴァーニッシュが常時在庫されているとありがたいです!
宜しくお願いします。

2008/08/22 10:54


2 3×Vの常時在庫化を希望します
モグラ

自分は、TOROの裸ガット弦のA・D・G線を愛用していますが、弦が切れることを極度に嫌う(恐れる)あまり、裸ガット弦のE線はいまだに試していません。

 一般論として、ガットには、
?引っ張り強度が強いものの曲げ強度が弱い
?ささくれたりほつれてきたときに、それを無理に引っ張って切ろうとするとガット繊維が切断されて弦が切れ易くなる
という特性があります。

 ヴァーニッシュ処理を行なうことで、まず、?を防止しするととにも、耐水性を向上させて、ガットが水分や塩分に侵されることを防止します。さらに、ヴァーニッシュ処理は、?についてもテールピースのところで直角に曲がるときに切れ易くなることを防止します。

 裸ガットのE線は非常に細いので、ヴァーニッシュ層が1層か3層かの違いは、?と?に大きな影響があると思います。
  
 裸ガットのE線については、突然切れるのを防止する意味でも、汗に対する耐水性と擦れ(こすれ)に対する耐久性を向上させる意味でも、3×Vは必須ではないかと思います。

 日本は熱い夏が終わると台風の季節になり、しばらく多湿な時期が続きますので、1年中3×Vの弦があると、TORO弦ユーザーとしてはとても助かります。冬の乾燥期を除くと、基本的に日本は年中「多湿」ですし、日本人は、汗腺が多い民族で汗かきな人が多いことを考えると、日本で&日本人が「安心して」裸のガット弦を楽しむためには、3×Vは必須アイテムだと思います。

 自分は、日本においてこの素晴らしいTOROの裸ガット弦を使う人が、1人でも増えて欲しいと願っていますので、そういう意味でも、耐久性(丈夫さ)がやや弱いE線だけでも3×Vが常時在庫されることは、大変望ましいことだと思います。

 自分は裸ガットのE線を使っていませんが、A・D・G線には3×Vの裸ガットを張って大満足しているので、自分が張らないE線だけでも3×Vが常時在庫化されることによって、3×Vのメリットを多くの方々に実感していただきたいと思います。

 それでは、ごきげんよう。

2008/08/22 20:25


3 横浜市Y様からのご要望
Nom

横浜市のY様から、メールで下記ご意見を頂戴しました(Nom)
ご了解いただいたので転載させていただきます。Y様ありがとうございます。
==============================
  小生、ネット情報で貴社のTORO弦を知りまして、お送り頂きまして早速使用致しました。本日でe線3XV、A・D線1XN、D線銀巻を同時に使用開始致しまして約一ヶ月です。
  ToRo弦 3XV・e線についての感想との事ですが、私には夏期の多汗時期(6~9月)には最適と思います。(私の場合) 音質も申し分無く、最高の状態ですが、弦によっては次回は細い方のも試す予定です。又寿命点も確認しなければと思っております。

  私の要望と致しましは、3XV品をe線のみでなく他の弦も、標準品として品揃えして頂ければと思います。   

 参考までに
 ・一日平均2~6時間のVn練習(平均4時間ほど)
・極めて左手指に汗をかきます。上記のTORO弦を使用して、練習開始から
  ほぼ10分毎程に細かい調弦を要します。
  (夏期6~9月は3XV,その他の期間は1XVが適当かなと思っております)
 ・今まで使用していた弦での実績では、ドミナントで約14日弱で寿命、EUDXAで30日程度の寿命でした。

  以上、短期間ですが試用報告と要望を書かせて頂きました。

2008/08/23 19:43


4 ピッチが狂わないことのメリット=3×Vの大いなるメリット
モグラ

モグラさまのこのご投稿内容は下記スレッドに興味をお持ちの方にご紹介したい情報と思いますので、当スレッド(e”弦3xVの常時在庫について)にかかわる部分をのぞいてそちらに転載させていただきました。(Nom)
[26]【TORO一般】TOROのヴァーニッシュ弦の多湿期(梅雨時)の安定性について

==以下、モグラさま投稿より抜粋==================
横浜市のY様のご意見を読んでの感想です。−−−−

・私の要望と致しましては、3XV品をe線のみでなく他の弦も、標準品として品揃えして頂ければと思います。
 とのことですが、自分もこの意見には大賛成です。ただ、野村さんの在庫が増えてしまうので、3×Vの需要が1年中一定の程度見込めるかどうかがポイントになると思います。
 今すぐは無理だと思いますが、そういう時期がきたら、ヴァイオリンの裸ガットのA・D線についても、3×Vの弦を常時在庫化していただけると助かります。それでは、ごきげんよう。

2008/08/24 01:47


5 オーケストラでお弾きのY様からのメール引用
Nom

オーケストラでお弾きになっているY様からのメールをご承諾いただいて引用させていただきます。(Nom)

>こんにちは、Yです。3xVarnishのE線を使ってみました。このところの雨続きにもかかわらず、安定していてとても良いです。A線は1xのせいなのか、湿度が上がると多少影響(特に発音)を受けてしまいます。張った直後少しカーカーするかなと思いましたがすぐになじみ、今はむしろA線も使ってみたいと思っています。

>私が使っている楽器は持病があって気難しく、裸のガットを張っていても、湿気などちょっとのことで機嫌をそこねてしまうのですが、3xVarnishなかなかいいです(^-^)A線も使ってみたいです。

補遺:上記Yさまの、「A線も使ってみたい」というのは、「A線の3xVも」という意味とのお話でした。

2008/08/28 10:50


6 弦の伸び縮みが非常に小さい3×Vは、楽器本体にとって非常に優しい弦と言えるのではないか
モグラ

>【アンケート】3xヴァーニッシュ常時販売化についてのスレッドに書かれていたオーケストラでお弾きになっているY様のご意見を読んでの感想です。...

*モグラさまのこのコメントは、別スレッド「ヴァーニッシュ弦の安定性について。。の方に同じ内容でアップいただきましたので、こちらは削除させていただきました。モグラさま、ご配慮ありがとうございます。(Nom)

2008/08/30 13:29


8 モグラさまのコメント、当スレッド分削除、「ヴァーニッシュ弦の多湿期の安定性。。」の方を残しました
Nom

>モグラさま
ご配慮ありがとうございます。
確かにあちらのほうが一般の皆様のご参考資料として流れが明確に見えるかと思いますので、そちらを残します。同じ内容のこちらのモグラさまコメントは削除させていただきました。

2008/08/30 13:44

9 弦の手入れ
河茶

はじめまして、1×バーニッシュのミデアムを使用してから3週間程経ちましたが、E線とA線がだいぶぼそぼそになってきました。(3×Vは品切れでした。)
何か手入れして寿命を延ばすことはできるのでしょうか?
オイルを塗るというのは、調理用のオリーブオイルでもいいのでしょうか?

お忙しいなかすみません、ガット弦を使用するのは初めてなので、ご教示お願いいたします。

2008/09/11 06:24


10 Re : 弦の手入れ
Reiko♪

河茶さん♪

はじめまして!

(しばらく、投稿できず終いでしたが。。。(^^;))

私は、7月から、シープガット@TORO弦を使っています。

E線とA線がぼそぼそになってきたとのことですが、弦のどの辺りがどういう状態でしょうか?

私なりに、手入れの方法など、気がついてきて工夫??していることがありますので、書いておきますね。
(多分、他に、モグラさんなどが更に詳しく書き込まれるかもしれませんが。)

バーニッシュされている弦なので、基本的に手入れは必要ないのかもしれませんが、使っているウチに、ささくれがでてきたり気になってくると思います。

楽器をケースにしまう際、特に、松脂が付いた部分を、布でごしごしこすってしまうかもしれませんが、通常の巻き線(ナイロンにしろ、ガットにしろ。。。)のようにゴシゴシこすってしまわないで、優しく、同じ方向へふき取る動作を繰り返した方が、ささくれなど出にくくなると思います。
(本当に、表面についた松脂を落とす程度。)

汗がついた部分(ネック上)をふき取るのも同様に、同じ方向に優しくふき取るのが良いと思います。
(どちら方向にふき取れば良いのかについては、松脂が付く部分に関しては、だいたいコマから指板側に向けて拭くと良いみたいですが、軽く触ってみて、引っかからない方向で試してみてください。)

私の場合、A線は7月に張って以来、天地(上下)を2回ひっくり返して使用しているので、まだ1本目の弦を張り続けています。

その際に、(楽器に張ってある状態でやっています。)ささくれ部分などを、ハサミや爪切り等でカットして、エキストラバージンオリーブオイルを綿棒に少し付けて、軽く塗ったりしています。

弓で演奏する部分(つまり松脂が付く部分)には、滑ってしまうので付けない方が良いとは思いますが、弦の天地をひっくり返す前に、松脂を綺麗にふき取ったあとに、綿棒で付けてから、弦を付け替えたりしています。

私の場合は、たまたま普段から、エキストラバージンオリーブオイルがキッチンにありますので(笑)、それを、小瓶の分けておいて、使用するようにしています。

余談ですが、エキストラバージンオリーブオイルは、調理以外にも色々と使えるので万能オイルですね。
(自分で作ったマッサージオイルにも配合したり、クレンジングにもそのまま使用します。)

弦の張り替え(天地ひっくり返したり。。。)等については、今までにウチのサイトへUPしてありますので、参考にしていただければと思います。


これまでのところ、私なりに、シープガット@TORO弦を長く使うために気がついてきたことは。。。
(モダン楽器、モダンピッチで使用しています。)

◎モダン楽器の場合、結び目はループにしないで、(8の字結び等にして)保護用クッションとなる皮等を結び目部分に通して使用。
 (その方が、天地を張り替えたりする際に、弦が短くなりすぎずに使いやすいです。)

◎弦についた松脂等を落とす際には、柔らかい布で、一方向に優しくふき取る。

◎場合によっては、ささくれ部分などに、エキストラバージンオリーブオイルを綿棒で塗る。

◆仮に、弦が切れたとしても、切れた場所によっては、そのまま結び目を作って張り直したり、天地(上下)を逆さまにして張り替えることができる。


http://vn-bbs.net/bp/index.php

CATEGORIES >> 弦楽ストリート >> シープガット弦

もしくは、サイト内のサーチボックス(SEARCH BOX)で、『プレーンガット』『シープガット』『ガット弦』等と入れて検索していただくと、関連したタイトル一覧が出てきます。

2008/09/11 07:29


11 ガット弦の一般的なお手入れ
Nom

あ、Reikoさんのコメントとかぶってしまいましたね(^_^;
さすがに普段からヴァイオリンを弾き込んでいらっしゃる、実践派のご意見と工夫ですね。
>Reikoさま、早朝からありがとうございます!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>河茶さま
TORO弦お試しありがとうございます。ご使用感はいかがでしょうか?

1.ガットへ塗るオイルについて
一般的に良質の植物性オイルであれば大丈夫です。理由は、pH(ペーハー)値がガット弦の素材に適している(いためない)からです。
具体的には良質のオリーブオイル(エキストラバージンオイルなど料理用のものでもだいじょうぶです)や、はやりのアロマセラピーなどでアロマオイルのキャリヤーとして使われるアーモンドオイル、ホオバオイルなども良いかと思います。
大量に塗る必要はなく軽く全面に塗布してあとはきれいに拭き取ってやれば十分です。また、弓毛があたる部分には塗りません。

2.演奏後の拭き取り
汗や毛についた松脂などは演奏後にはなるべく拭き取るようにしてください。
モダン弦に慣れた方は、演奏後まったく楽器の手入れをせずにケースに納める方もいらしゃるようですが、特にガット弦にとっては左手の汗や、松脂の残留粉はよくありません。(一般の松脂は親水性なのでその部分湿気をもってしまう。また、楽器の表面のニスも親水性があり、ここに付着したままにしておくと化合して塗装表面をいためる)

3.ヴァーニッシュ弦
ヴァーニッシュのポイントは、弦の表面をコーティングしてやって保護することにあります。なにもしていないナチュラル弦に比べると、表面が若干すべりやすくなる、多少音が変わるなどの違いはあるものの、耐用性の向上は大きいので、日本のお客様向けには1xヴァーニッシュを標準にしているしだいです。
ですので、1xヴァーニッシュでもナチュラル弦に比べるとはるかに耐用性は高いと思っております。
3xヴァーニッシュは、特に汗をかきやすいお客様や梅雨~夏の多湿期対策にご紹介したのですが、意外と汗をかく方も多いようなので、一部常時取扱を検討しているところです。
一方で「絶対ナチュラル!」派のお客様もいらっしゃいますので、弦楽器はほんとうに面白いなぁと思っています。

4.「ひげ」の処理
表面ががさがさしてくると、時にほそい毛のようなほつれが出てくることがあるかと思います。これは絶対にひっぱらないようにして、鋭利な鋏や爪切りなどで根元から切り取ってください。ひっぱると、そこからガットの繊維がほつれてきてさらに痛めてしまうことになります。慣れた方は、このヒゲをライターの火であぶって溶かすという方もいらっしゃいます。(このやり方だとヒゲの部分が溶けて固まるので一層のほつれを防ぐのではないかと思います。最初はちょっとこわい感じがしますが。。。)

Nom(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)

2008/09/11 07:29


12 弦のお手入れ
河茶

Reiko様、Nom様、早速のレスありがとうございました。

ぼそぼそになってきたのはE線とA線の指板上、1~4ポジションに相当する部分です。
昨日まで気がつかなかったのですが、今日、調理用のオリーブオイルを塗り、よく見てみたところ、E線に爪切りでも切れないほどのごく小さいほつれがいくつか見つかりました。A線にはほつれはありませんが、一部表面が白化して触るとでこぼこする状態でした。

今までナイロン弦やスチール弦をいろいろ試してきましたが、弦の手入れという面ではおろそかになっていましたので、これからは注意していこうと思います。

音についてですが、弦の伸びが数日でおさまった後、相当の音量が出ています。楽器の内部から自然に音が出てくる感じは今までにあまり経験したことのないものです。音色も好みに合うもので、調弦のしやすさも含め、あとは寿命がどの位か、試してみるつもりです。

それから、注文の時の手数料ですが、私は代引きで購入したのですが、手数料等で弦価格に加え2千円も余計にかかってしまいました。次回購入するときは何とか手数料は抑えたいと思っているのでどのような購入方法が安くつくか、お教え願えると幸いです。


2008/09/11 15:28


13 Re : 弦のお手入れ
Reiko♪

こんにちは。


>> ぼそぼそになってきたのはE線とA線の指板上、1~4ポジションに相当する部分です。
>> 昨日まで気がつかなかったのですが、今日、調理用のオリーブオイルを塗り、よく見てみたところ、E線に爪切りでも切れないほどのごく小さいほつれがいくつか見つかりました。A線にはほつれはありませんが、一部表面が白化して触るとでこぼこする状態でした。

多分、他の巻き線(ナイロン、ガットも含め。。。)に比べると、やはり、ガットそのものなので、指先が当たる感触としては、多少でこぼこすると思います。
つまり、均一ではないということです。

利用されている状況など、具体的な事がわからないですが、指板上であれば、よほどハードな使い方をしない限り、心配ないと思いますが。。。


>> それから、注文の時の手数料ですが、私は代引きで購入したのですが、手数料等で弦価格に加え2千円も余計にかかってしまいました。次回購入するときは何とか手数料は抑えたいと思っているのでどのような購入方法が安くつくか、お教え願えると幸いです。

(手数料が2千円ほどかかってしまうというのは、私にはちょっと分かりませんが。。。(^^;))
注文については、HPにも記載されている通りだと思いますが、私の場合は、購入代金の支払いについては、その都度変わりますが(クレジットか、銀行振込)、メール便で送っていただいています。
これなら、商品代+メール便代200円ですし、大量に購入しない限り、十分だと思います。
(通常郵便と記載されていますが、私のところへ届く場合にはメール便で届きます。)

( http://coastaltrading.biz/string/toro_4.html )


2008/09/11 15:46



14 代引き手数料など
Nom

>河茶さま<br>代引きは割高ですね。通常運賃+代引き扱いの手数料を取られるんです。
それにしても設定が少し高め(全国一律にしているため)ではあるので、見直しをしなければと思ってはおります。

一番割安なのは、Reikoさまのおっしゃるとうりオンライン決済(または銀行振込)をお使いいただいて、配送はメール便(速達でお送りしています)が安くて早いです。200円。本州内なら翌日配達。

もちろん、集荷の時間制限はあるので、なるべく決済を早めにしていただいたほうが良いのですが。通常は(私が居るときは)ほとんどリアルタイムでご決済情報をチェックしていますが、出張やお客様のときなどはどうしても後手にまわります。ご容赦ください。(^_^;)

2008/09/11 16:22


15 一部のゲージで常時在庫するようにいたしました
Nom

アンケートにご協力ありがとうございました。

みなさまのご意見をうかがって、下記ゲージを限定してですが常時取扱することにいたしました。TOPページ→総合発注ページ→ヴァイオリン弦のショッピングカートでご注文いただけます。ご確認ください。
 1e” 058 3xVarnish
 1e” 060 3xVarnish
 1e” 062 3xVarnish
 2a’ 080 3xVarnish

今後ともご意見どうぞお寄せください。よろしくお願いいたします。

2008/09/20 12:02


16 祝!3×V常時在庫化
モグラ

一部の弦について3×Vが常時在庫化されるとのことで、3×Vを愛用しているモグラとしては非常に嬉しく思います。
裸のガット弦は、E線やA線のように細い弦ほど、水分や湿度の影響を受け易い性質があるので、E線やA線では1×Vと3×Vの違いは、よりハッキリと認識されるのではないかと思います。
この機会に多くの方が気軽に3×Vを試されて、3×Vの良さを実感していただけたらと思います。それでは、ごきげんよう。

2008/09/20 19:21


17 甚大なご支援深謝です
Nom

>モグラさま
ありがとうございます。
モグラさまの絶大な信頼とご支援のおかげでここまできたようなものです。
おかげさまで、ナチュラル弦から1xヴァーニッシュ弦、さらには3xヴァーニッシュ弦まで、演奏者の好みに応じ、環境に応じたラインナップがご提供できるようになってきました。
先日、古楽のいまの流れを作ったクイケン3兄弟の長兄、ヴィーランドさんとお話しをしてきましたが、あの方もTOROのシープガット弦を愛用していらっしゃるようです。すばらしい技量と音楽性の持ち主で、どうも「ヴィーランドさんが弾けばたいがいの楽器は素晴らしい音がする」ということのようなのですが、その音を支えているのはこのシープガット弦だったのですね。

来週はいよいよ鈴木秀美さんのガットカフェ。そこでもまたガットを愛する皆様との話題が盛り上がるでしょう。仕込みは大変だけど、楽しみなことです。
九州から北海道まで、日本の各地で盛り上がりたいですね^^

2008/09/20 19:58


18 さらに応援を強化していきたいと思います!
モグラ

古楽の大家ヴィーランド・クイケンさんもTOROのシープガット弦の愛用者なのですね。そうした大家が愛用しておられると聞くと、自分のようなアマチュアにとっては、大変心強いです。
TORO弦は、ヴァーニッシュ無しのナチュラル、1×V、3×Vと3種類から選択できて、しかも0.01?刻みでゲージを選択できるということで、あらゆる奏者、あらゆる楽器にジャストフィットできる素晴らしいガット弦だと思います。
コースタルトレーディング社さんとTORO社さんの益々の発展を祈念しております。それでは、ごきげんよう。

2008/09/20 21:30


19 弦が切れました
河茶

先日、初めてトロ社の弦(1V)を購入して使用していました。
音色は確かに心地よいものでしたが、E線が1ヶ月ちょっとで切れてしまいました。こんなに脆いものなのでしょうか?
切れた所は投稿しました指板の上のほつれていた部分です。
今回は3Vを注文しましたが、長持ちする方法がもしあればお教えいただけると幸いです。オリーブオイルをぬるというのは行いました。
よろしくお願いします。

2008/10/05 17:20


20 裸ガット弦の耐久性を向上させる方法
モグラ

河茶様。
裸ガットのヴァイオリン弦の耐久性についてですが、A・D・G線は1回以上ヴァーニッシュが塗られた弦であれば滅多に切れることはなく、耐久性に優れていますが、さすがにE線は非常に細いため、1×Vだと1ヶ月以内に切れてしまうという方もいらっしゃるようです。
弦の耐久性には、弾き方、手の汗の量、爪の長さ、などが複合的に影響しますので、裸ガット弦の耐久性を向上させて切れにくくしたいということであれば、3×Vを試されると良いと思います。それでも切れるようであれば、ゲージを太くするのが有効です。基本的に弦は太ければ太いほど切れにくいという傾向があると思います。
ちなみに、裸ガットで3×VのA・D・G線は、かなり激しく弾いても、けして切れることはなく、かなり長持ちします。3×Vの太めの裸ガット弦のA・D・G線は、ナイロン弦やスチール弦よりも切れにくく、耐久性や音色の持続性(音の寿命)の面で非常に優れているように思います。<br>ナイロン弦だと1~2ヶ月で音がくたびれてしまいますが、裸ガット弦だと3ヶ月経過しても元気な音が出ますし、4~5ヶ月経過してもそれなりに満足できる音が出ます。演奏がそれほど激しくない人や演奏頻度の少ない人であれば、6ヶ月間=半年間の使用が可能だと思います。参考にしていただけたら幸いです。それでは、ごきげんよう。

2008/10/05 19:16


21 ガット弦の耐久性
Nom

>河茶さま
Nom@ミラノです。クレモナでのショーが終わり、さきほど移動して参りました。おたずねの耐久性についてですが、モグラさまも書かれたように、特にVnの1弦では弾き方(+個体差での若干の違い)によっては1ヶ月前後で切れる場合もあります。市販のガット弦はヴァーニッシュをかけていない、いわゆる「ナチュラル弦」が多く、その場合はさらに弱いようです。

弦の強度は、もとのガット素材の質、個別のばらつき(自然素材で手作業なのでどうしても個体差は出てしまいます)、それに仕上げの仕様によって決まってきます。
ガット素材は基本的に湿気に弱く、汗やこびりついた松脂の吸湿によっても傷みやすくなります。
モダンな素材(金属やナイロン)のすぐれているのはこの点で、まず均質であること、それと湿気に対して強いことの二つがあげられます。

上記の、「ナチュラル弦」の場合は、お使いになるかたのメンテナンスのやり方、弾き方と個体差によって、数日で切れてしまう場合もあるようです。
そういう意味で、TOROの1xヴァーニッシュは本来のガット弦としては格段に耐久性があるほうではないかと思っています。

こういった要素も含めて、TORO弦については特に1弦はお値段的にもできるだけ押さえてつもりです。
どうぞこういったガット弦の特性も踏まえたうえで、ガット弦のすばらしい音と表現力をお楽しみいただければと存じます。

2008/10/06 07:34


22 3Vガット弦
河茶

弦が切れたのち、E線を注文しまして、早速届きました。おかげさまで練習が滞ることもなく、毎日弾いています。御社の迅速な対応に感謝しています。

今回は3Vを購入してみました。音色面でガット弦の良さがなくなってしまうのではないかと少々心配していましたがそんなこともなく、心地よい響きで楽しんでいます。

遅くなりましたが先日の投稿に対して早速のレスを下さいました、モグラ様、Nom様、ありがとうございました。

2008/10/13 17:27


23 お楽しみいただけているようでうれしいです
Nom

>河茶さま
ご投稿ありがとうございます。
これからもお楽しみいただけますように。

お届けまでの時間は、私個人的にも気が短いものですから(笑)、なにかを注文してから時間がかかるのは気に食わない方なのです。とは言え、なにぶん個人企業でやっていますので行き届かない面も出てくるかと思います。どうぞご指導、ご支援よろしくお願いいたします。

2008/10/13 18:09


24 3V弦さらに追加
Nom

おかげさまで3xヴァーニッシュ弦ご好評いただいています
今回入荷により、さらに
       2a’弦で082の3xVを、
また、新規に 3d’弦で106の3xVを、
それぞれ追加いたしました。

これで全部で下記5つの3xヴァーニッシュ弦を常時お取り扱いいたします
1e” 058,060,062
2a'  080,082
3d’ 106

どうぞお試しください

2008/10/28 02:26


25 祝!3×Vの取り扱い拡大!
モグラ

 ヴァイオリン弦の3×Vの取り扱いが拡大されるとのことで、3×V派の私としては、非常に嬉しい限りです。私は、3年以内に、日本では大半の人が3×Vを愛用するようになると予想しています。

 3×Vは、夏の高温多湿期を快適に過ごすのに役立つだけでなく、冬の乾燥期を安全に乗り切るのにも大いに役立ちます。冬の乾燥期は、部屋の湿度が25~30%まで低下することがありますが、ヴァーニッシュの無いガット弦は、そうした低湿度の環境では、急激に弦が縮み、ピッチが上昇します。

 これは弦のテンションが増大することを意味するわけで、何の前触れもなく、糸巻きが緩んでビュルンと巻き戻って困った事態を引き起こす危険性があります。

 手の汗や多湿のせいで弦が水分や湿気を吸って伸びる⇒テンションが低下してピッチが下がる、というのも、やっかいなものですが、この場合は、演奏上の快適性は低下するものの、けして楽器を傷めることはありません。

 一方、急激に空気が乾燥した場合、あるいは、乾燥した場所に移動した場合、弦の水分が蒸発して弦が縮む⇒テンションが上昇してピッチが上がる、という場合は、テンションが上がることで楽器に余計な負担がかかったり、糸巻きが緩んで弦が外れたり、その結果として、駒の位置がずれたり、最悪の場合、駒が倒れたりしますので、非常にやっかいなことになります。

 3×Vの弦は、湿度の変化に対して「鈍感」で、急激に湿度が変化した場合でさえ、弦の伸び縮みは「緩慢で」「小さい」ので、糸巻きが緩むというような事態は生じにくいです。

 オリーヴは、空気が乾燥すると明らかにピッチが上がりますし、ナイロン弦のドミナントでさえも、多少ピッチが上昇しますが、TOROの3×Vは、ドミナントよりもピッチの上がり具合は小さく、乾燥や湿度の急激な変化に強いように思います。

 冬の乾燥期においても、3×Vには大きなメリットがあることを、多くの方々に知っていただきたいと思います。

 それでは、ごきげんよう。

2008/10/28 23:32


26 各社の弦との比較
Nom

>モグラさま
いつも応援ありがとうございます。こういった各社のものとの比較は、みなさんが本当にお知りになりたいことだと思いますが、メーカー(ディストリビューター)側としては流し難い情報です。(実際の比較経験不足や、業界どうしの遠慮も勿論ありますし)
そういった意味では、ユーザーのお立場でいろいろ試してこられたモグラさんの経験談というのはとても貴重かと思います。ありがとうございます。
当然、弦楽器は十人十色ですから、モグラさんのご体験が100%他の皆様にあてはまるとは限らないことはご承知いただいた上で、TOROをお試しいただいた先達の経験談、みなさまご参考にしていただけるとうれしいですね。

2008/10/29 11:57
アバター
nomura
管理人
 
記事: 181
登録日時: 2013年9月23日(月) 11:26 pm

Return to 弦関係

オンラインデータ

このフォーラムを閲覧中のユーザー: Antonioquv, Antoniowmw, Nanergoriz & ゲスト[3人]

cron