MUSICA ANTIQUA SHONAN 情報交換掲示板

0 生ガットに塗るもの
みーたく

参考までに私が使ったものでお勧めのものは、ロクシタンのシアバターです。
ワセリンもグットですが、べたべたした感じが苦手な方はシアバター系は大変お勧めです。ワセリンよりもさらさらした感覚でピッチカートも左手も違和感もありません。長く使っているうちに弦に染み込んでいき、ピッチや音色の安定につながる他、ささくれもできにくくなります。
つけ方は、少量を指に付け、弓の当たるところを避けて全体に塗りこみます。
こする時の摩擦熱で、やわらかくなり、染み易く広がりやすいです。

他にも何か皆様が試してよかった物などあったら情報交換いたしましょう。

2011/05/25 01:45


1 流動パラフィンを検証中です
Ｎｏｍ

＞みーたくさま
情報ありがとうございます。
ロクシタンのシアバター、よさそうですね
みなさんの情報を総合しても、私がイタリアのＴＯＲＯで聞いてきた「ワセリン」と、日本で知られている「ワセリン」とは言葉の意味が違いそうな気がしています。
どうも、日本で「流動パラフィン」と呼ばれるものではないかと思えるので、サンプルを入手しました（素材として、ベビーオイルをはじめとして、いろいろなものに使われる工業原料のようで、これそのものの小売りはされていないようなのです）。
これは粘度もいろいろな段階があって、一番さらさらしたものは水に近いぐらいの感じです。無色透明、無味無臭。
皮革やガット弦の保護には充分つかえそうに思います。
弦を漬け込んでおくことを考えると、経時変化が無い方が良いので、これが安く入手できるならば皆様にお勧めできるかと思いますので、これから漬け込んで検証してみようと思います。結果が出ましたらまたご報告いたします。

2011/05/25 06:41