過去スレ:【コントラバス】オールガット
Posted: 2013年9月25日(水) 12:40 pm
0 【コントラバス】オールガット
Nom
コントラバスで1弦から4弦まで、オールガット(巻線無し)をお試しくださった松本さまから、状況のレポートをいただきました。
コントラバスの4弦というとなにしろ太い。企画制作、販売しておきながら、なにを言うのかとお叱りを受けそうですが、ちゃんと装着できるかどうかがまず心配でした。でも、さすがの手業をお持ちで、無事に装着いただいたようで一安心です。
同様にコントラバス・オールガット化にご興味をお持ちの皆様にご参考になればと思い、お願いして転載許可をいただきました。
第二報もいただきましたので、末尾に転載いたします。
>松本さま、ありがとうございました
−−第一報−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
12月9日にコントラバスオールガット弦を購入した松本です。
さっそくですがガット弦の取り付け状況について報告します。
まずの僕のバス歴なのですが、コントラバスをはじめて10年になります。たまにはいるマンドリンコンサートの演奏以外はほぼジャズをやっています。
ガット弦は僕の師匠の影響でバスを始めて1年くらいから使用しています。トロの弦を張る以前はピラストロのコルダでした。一度だけA線もコルダのプレーンガットにしたのですが、あまりにも鳴りがよくないので銀巻きに戻したこともありました。
今年の春先だと思うのですがトロ弦を使用して弦の柔らかさと音の響きが気に入っていましたが、どうしても銀巻き弦とのバランスが気になり今回オールプレーンガットに踏み切りました。
野村様からAEはかなり太いとのメッセージをいただき覚悟をしていましたが、封をあけて取り出してみて、やっぱり太いなあと驚きました。
せっかちな性分なのでその日のうちに張り替えてみました。
まず、E線はもちろんテールピースの穴にはいりませんでしたので、穴を6.0Φの木工用のドリルにて広げました。
テールピースの穴は縦に長いので、何度かキリを往復させました。、あまりきれいにはなりませんでしたが、弦は余裕をもって通すことができました(写真)。
時間があるときにでもリーマーにて穴の処理をしようと思います。
A線はぎりぎりですがテールピースの穴を通ったのでそのまま手をつけずに張りました。
それから心配していた弦の結びなんですが、ラジオペンチとプライヤーを使いなんとか結ぶことができました。たんなる固結びなんですが、これだけ締まっていればほどけることもないと思います(写真)。
逆にG線の結び目が小さくて抜けてしまうのではないかと心配なのでゴムのパッキンを通してテールピースを通しました(写真)。
言い忘れましたが僕は工事現場で働く職人なので工具類はそろっています。
うまく工具を使えば3.6Φの針金でも結ぶことができます。
なんとかテールピースは通せましたので次は駒の溝を5.6の弦にあわせるのですが、ここだけは慎重にテーパーのついた棒ヤスリにて何度も確認しながら研磨し、無事弦の半分円が収まるように処理しました。上下の面をとり蝋を塗り完成です。
棒ヤスリは予め5.6から5.8くらいの太さの位置をノギスにて確認しておいたほうが良いかもしれません。
ペグ穴は加工しなくても弦が通りました。過去にこの楽器を使用していた人もかなり太い弦を張っていたのかもしれませんね。
以上のような工程で1時間強くらいで弦の張り替えが完了しました。
良かった点なのですが、G,Dをハードゲージに変えたことで全体のバランスが良くなったことです。
今までのG,Dがプレーン、A,Eが銀巻きですとD線が極端に前に出てしまい、A線が低く弓の範囲がすごく狭くなってしまったのだけど、今回の弦の径のセッティングだときれいなアールができて弓でも演奏がスムーズになりました。
音程の落ち着き具合なんですが、6日を経過した時点で(13日から14日にかけて)G,D,が若干下がり気味、A,Eが半音下がりくらいです。
問題点ではないのですが案の定E線が鳴りません。張り替えて6日ですからあたりまえですね。
松ヤニ選びも必要ですね。プレーンガットに合う松ヤニはなんでしょうか?
でもこの弦がこれからどれだけ鳴ってくるのかと思うと、毎日の練習が楽しみになります。
たぶん来年のお正月が練習三昧になるでしょう。
おかげさまで良い弦に出会うことができました。ありがとうございます。
とりあえずなのですが今日までの報告です。
また音の変化や問題点などありましたら連絡いたします。
−−第二報−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
E線が鳴らないといってもピチカートでは低く「ボン」という感じなので、今後鳴ることが期待できる鳴らなさって表現したらいいのかなあ・・
アルコではだめです。「ギギッ」と音になりません。
音程なんですけど昨日の練習か24時間経過して、全体的に若干さがりくらいで安定してきました。意外に早いですね。
乾燥してきたので楽器の保管状態も気をつけたいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上
2008/12/15 23:24
1 うわぁ太い
モグラ
人間の指は、5.6ミリという極太の弦を押さえることができるんですね。自分は今1.88ミリの(ヴァイオリンとしては極太な)G線を張ってますが、その3倍の太さかと思うと、うわぁ凄い、とただただ驚くばかりです。
自分も今、ヴァイオリンのA・D・G線をTOROの裸ガット弦で統一しているので、こちらのスレッドに興味を持ちました。やはり、TORO弦は音がいいので、やめられませんね。
それでは、ごきげんよう。
2008/12/16 23:43
2 コントラバス・オール?ガット
金子@茨城北
皆様はじめまして。金子@茨城北と申します。今年の夏ごろから5弦コントラバスのプレーンガット化を進めています。以前はピラストロ社のオイドクサを愛用していましたが、ユーロ高などもありTORO社の弦を張り始めました。当初はG・DがTOROプレーン、A・EがTORO銀巻き、Hがオイドクサピラストロでしたが、先ごろ野村様がA・Eのプレーンを仕入れられたとのことでしたので、早速購入し先ほど張り終えました。感想を少々。
・弦がかなり「獣」臭い。作業中頭がくらくらしました。
・A線は特に問題なく張れましたがE線はテールピースの穴も糸巻きの穴も通らず、削りました。糸巻きの方は弦を削って無理やり通しました。
・もちろん駒や上駒も削りました。
・ちょっとだけ弾いてみましたが、G・D線の鳴りが良くなりました。これはちょっと予想外でした。
・E線は弾けるかどうか不安でしたがそこそこ弾けそうです。ただ、強い弓でないと負けそうです。
・H線のみオイドクサですが、かなり「か細く」感じます。
しばらく弾き込んでからまた報告します。
2008/12/18 22:49
3 獣の音
Nom
>金子さま
4弦まで裸ガットお試しいただき、レポートもありがとうございます。
とりあえずは無事装着していただけて、レスポンスも悪くなさそうなので一安心です。ガット弦そのものが本来は動物性のものですから、確かに独特の臭いはしますね。
A,E線を張り替えてG,D線の音が良くなるというのは、他の楽器(ヴァイオリンなど)でもやはりあるようです。楽器全体のテンション構造が変わるのでしょうね。C線がどうなりますか、しばらくお待ちいただくことになりますが楽しみですね。
2008/12/18 23:24
4 追加報告です。
金子@茨城北
先日TORO弦を張った楽器で演奏会に出ました。改めてプレーンガット弦の表現力に感心いたしました。たまに音が裏返るのはご愛嬌として、発音の速さ、楽器の鳴りの充実、音色の変化などはよく言われることですが、音量変化の自在さにちょっとびっくりしました。アクセント、スフォルザンド、ディミニュエンドなどは私はスチール弦では同じようには表現できませんね。
最近感じていることですが、どこのアマチュアオーケストラもクレッシェンドやフォルテの表現は非常に上手で、充実した立派な音がします。ところがフォルテとピアノの差があまりない。これは演奏者の問題ではなく「楽器」の問題ではないかと思うのです。モダンの楽器は弦楽器も管楽器も「大きいホール」で「大きい音」を響かせられるように改良されてきました。そのため、本人は「ピアノのつもり」で弾いても客席には大きい音が届いてしまうのではないかと思うのです。モダンの楽器にプレーンガットを張るのはこうした課題を克服するうえで非常に有効な選択のように思います。
2009/06/13 19:32
5 ダイナミックレンジ
Nom
>金子さま
追加レポートありがとうございました。
良質のガット弦は、ほんとうに表現の幅が拡がるようですね。それだけに奏者の技術がそのまま出てしまう。演奏が難しいといわれるゆえんかもしれません。
チェンバロとピアノの比較でも思うことですが、現代の楽器はすべて大きな音を出せるように改良されてきており、意図的であれ無意識であれ大事なものを失っているようにも思います。TORO弦をご提供することで、少しでもみなさまの表現を拡げるお手伝いができるなら幸いです。
2009/06/13 21:16
6 TORO弦ならではの「弱音のレンジの広さ」と「表現の幅の広さ」
モグラ
金子様、野村様。
ヴァイオリンのA・D・G線に、プレーンガット弦のヴェニス・カトリンを張っているモグラです。
演奏するたびに、TORO弦ならではの「弱音のレンジの広さ」と「表現の幅の広さ」を実感しています。
小さい音、弱い音が、しっかりと表現できてこそ、大きい音、強い音の効果が増す、と思います。
幸いなことに、自分のヴァイオリンでは、プレーンガット弦でも、ナイロン弦や銀巻きのガット弦と同じくらいの音量が出せているので、A・D・G線をプレーンガット化したことによるデメリットは、全然感じません。
TORO弦を張って、本当に良かったと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
2009/06/13 23:57
Nom
コントラバスで1弦から4弦まで、オールガット(巻線無し)をお試しくださった松本さまから、状況のレポートをいただきました。
コントラバスの4弦というとなにしろ太い。企画制作、販売しておきながら、なにを言うのかとお叱りを受けそうですが、ちゃんと装着できるかどうかがまず心配でした。でも、さすがの手業をお持ちで、無事に装着いただいたようで一安心です。
同様にコントラバス・オールガット化にご興味をお持ちの皆様にご参考になればと思い、お願いして転載許可をいただきました。
第二報もいただきましたので、末尾に転載いたします。
>松本さま、ありがとうございました
−−第一報−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
12月9日にコントラバスオールガット弦を購入した松本です。
さっそくですがガット弦の取り付け状況について報告します。
まずの僕のバス歴なのですが、コントラバスをはじめて10年になります。たまにはいるマンドリンコンサートの演奏以外はほぼジャズをやっています。
ガット弦は僕の師匠の影響でバスを始めて1年くらいから使用しています。トロの弦を張る以前はピラストロのコルダでした。一度だけA線もコルダのプレーンガットにしたのですが、あまりにも鳴りがよくないので銀巻きに戻したこともありました。
今年の春先だと思うのですがトロ弦を使用して弦の柔らかさと音の響きが気に入っていましたが、どうしても銀巻き弦とのバランスが気になり今回オールプレーンガットに踏み切りました。
野村様からAEはかなり太いとのメッセージをいただき覚悟をしていましたが、封をあけて取り出してみて、やっぱり太いなあと驚きました。
せっかちな性分なのでその日のうちに張り替えてみました。
まず、E線はもちろんテールピースの穴にはいりませんでしたので、穴を6.0Φの木工用のドリルにて広げました。
テールピースの穴は縦に長いので、何度かキリを往復させました。、あまりきれいにはなりませんでしたが、弦は余裕をもって通すことができました(写真)。
時間があるときにでもリーマーにて穴の処理をしようと思います。
A線はぎりぎりですがテールピースの穴を通ったのでそのまま手をつけずに張りました。
それから心配していた弦の結びなんですが、ラジオペンチとプライヤーを使いなんとか結ぶことができました。たんなる固結びなんですが、これだけ締まっていればほどけることもないと思います(写真)。
逆にG線の結び目が小さくて抜けてしまうのではないかと心配なのでゴムのパッキンを通してテールピースを通しました(写真)。
言い忘れましたが僕は工事現場で働く職人なので工具類はそろっています。
うまく工具を使えば3.6Φの針金でも結ぶことができます。
なんとかテールピースは通せましたので次は駒の溝を5.6の弦にあわせるのですが、ここだけは慎重にテーパーのついた棒ヤスリにて何度も確認しながら研磨し、無事弦の半分円が収まるように処理しました。上下の面をとり蝋を塗り完成です。
棒ヤスリは予め5.6から5.8くらいの太さの位置をノギスにて確認しておいたほうが良いかもしれません。
ペグ穴は加工しなくても弦が通りました。過去にこの楽器を使用していた人もかなり太い弦を張っていたのかもしれませんね。
以上のような工程で1時間強くらいで弦の張り替えが完了しました。
良かった点なのですが、G,Dをハードゲージに変えたことで全体のバランスが良くなったことです。
今までのG,Dがプレーン、A,Eが銀巻きですとD線が極端に前に出てしまい、A線が低く弓の範囲がすごく狭くなってしまったのだけど、今回の弦の径のセッティングだときれいなアールができて弓でも演奏がスムーズになりました。
音程の落ち着き具合なんですが、6日を経過した時点で(13日から14日にかけて)G,D,が若干下がり気味、A,Eが半音下がりくらいです。
問題点ではないのですが案の定E線が鳴りません。張り替えて6日ですからあたりまえですね。
松ヤニ選びも必要ですね。プレーンガットに合う松ヤニはなんでしょうか?
でもこの弦がこれからどれだけ鳴ってくるのかと思うと、毎日の練習が楽しみになります。
たぶん来年のお正月が練習三昧になるでしょう。
おかげさまで良い弦に出会うことができました。ありがとうございます。
とりあえずなのですが今日までの報告です。
また音の変化や問題点などありましたら連絡いたします。
−−第二報−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
E線が鳴らないといってもピチカートでは低く「ボン」という感じなので、今後鳴ることが期待できる鳴らなさって表現したらいいのかなあ・・
アルコではだめです。「ギギッ」と音になりません。
音程なんですけど昨日の練習か24時間経過して、全体的に若干さがりくらいで安定してきました。意外に早いですね。
乾燥してきたので楽器の保管状態も気をつけたいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上
2008/12/15 23:24
1 うわぁ太い
モグラ
人間の指は、5.6ミリという極太の弦を押さえることができるんですね。自分は今1.88ミリの(ヴァイオリンとしては極太な)G線を張ってますが、その3倍の太さかと思うと、うわぁ凄い、とただただ驚くばかりです。
自分も今、ヴァイオリンのA・D・G線をTOROの裸ガット弦で統一しているので、こちらのスレッドに興味を持ちました。やはり、TORO弦は音がいいので、やめられませんね。
それでは、ごきげんよう。
2008/12/16 23:43
2 コントラバス・オール?ガット
金子@茨城北
皆様はじめまして。金子@茨城北と申します。今年の夏ごろから5弦コントラバスのプレーンガット化を進めています。以前はピラストロ社のオイドクサを愛用していましたが、ユーロ高などもありTORO社の弦を張り始めました。当初はG・DがTOROプレーン、A・EがTORO銀巻き、Hがオイドクサピラストロでしたが、先ごろ野村様がA・Eのプレーンを仕入れられたとのことでしたので、早速購入し先ほど張り終えました。感想を少々。
・弦がかなり「獣」臭い。作業中頭がくらくらしました。
・A線は特に問題なく張れましたがE線はテールピースの穴も糸巻きの穴も通らず、削りました。糸巻きの方は弦を削って無理やり通しました。
・もちろん駒や上駒も削りました。
・ちょっとだけ弾いてみましたが、G・D線の鳴りが良くなりました。これはちょっと予想外でした。
・E線は弾けるかどうか不安でしたがそこそこ弾けそうです。ただ、強い弓でないと負けそうです。
・H線のみオイドクサですが、かなり「か細く」感じます。
しばらく弾き込んでからまた報告します。
2008/12/18 22:49
3 獣の音
Nom
>金子さま
4弦まで裸ガットお試しいただき、レポートもありがとうございます。
とりあえずは無事装着していただけて、レスポンスも悪くなさそうなので一安心です。ガット弦そのものが本来は動物性のものですから、確かに独特の臭いはしますね。
A,E線を張り替えてG,D線の音が良くなるというのは、他の楽器(ヴァイオリンなど)でもやはりあるようです。楽器全体のテンション構造が変わるのでしょうね。C線がどうなりますか、しばらくお待ちいただくことになりますが楽しみですね。
2008/12/18 23:24
4 追加報告です。
金子@茨城北
先日TORO弦を張った楽器で演奏会に出ました。改めてプレーンガット弦の表現力に感心いたしました。たまに音が裏返るのはご愛嬌として、発音の速さ、楽器の鳴りの充実、音色の変化などはよく言われることですが、音量変化の自在さにちょっとびっくりしました。アクセント、スフォルザンド、ディミニュエンドなどは私はスチール弦では同じようには表現できませんね。
最近感じていることですが、どこのアマチュアオーケストラもクレッシェンドやフォルテの表現は非常に上手で、充実した立派な音がします。ところがフォルテとピアノの差があまりない。これは演奏者の問題ではなく「楽器」の問題ではないかと思うのです。モダンの楽器は弦楽器も管楽器も「大きいホール」で「大きい音」を響かせられるように改良されてきました。そのため、本人は「ピアノのつもり」で弾いても客席には大きい音が届いてしまうのではないかと思うのです。モダンの楽器にプレーンガットを張るのはこうした課題を克服するうえで非常に有効な選択のように思います。
2009/06/13 19:32
5 ダイナミックレンジ
Nom
>金子さま
追加レポートありがとうございました。
良質のガット弦は、ほんとうに表現の幅が拡がるようですね。それだけに奏者の技術がそのまま出てしまう。演奏が難しいといわれるゆえんかもしれません。
チェンバロとピアノの比較でも思うことですが、現代の楽器はすべて大きな音を出せるように改良されてきており、意図的であれ無意識であれ大事なものを失っているようにも思います。TORO弦をご提供することで、少しでもみなさまの表現を拡げるお手伝いができるなら幸いです。
2009/06/13 21:16
6 TORO弦ならではの「弱音のレンジの広さ」と「表現の幅の広さ」
モグラ
金子様、野村様。
ヴァイオリンのA・D・G線に、プレーンガット弦のヴェニス・カトリンを張っているモグラです。
演奏するたびに、TORO弦ならではの「弱音のレンジの広さ」と「表現の幅の広さ」を実感しています。
小さい音、弱い音が、しっかりと表現できてこそ、大きい音、強い音の効果が増す、と思います。
幸いなことに、自分のヴァイオリンでは、プレーンガット弦でも、ナイロン弦や銀巻きのガット弦と同じくらいの音量が出せているので、A・D・G線をプレーンガット化したことによるデメリットは、全然感じません。
TORO弦を張って、本当に良かったと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
2009/06/13 23:57