ナチュラルトランペット/バロックトランペットの製作者として知られるミュンクヴィッツ氏が、4月26(土)27(日)の山梨古楽コンクールに出展のために来日します。ナチュラルトランペットにご興味の有る方は是非この機会に会場まで。また、土日は駄目とか、山梨(甲府)まではちょっとという場合は、28日(月)茅ヶ崎の弊社ショールームにてお会いいただけますので、ぜひご検討ください。事前にアポイントをお願いいたします。(弊社あてにメールを)
先日フランクフルトで下打ち合わせをしましたが、彼が2年前に発見した350年前に作られた歴史的なトランペット、「ビルクホルツ」の復刻モデルができあがり、それも持参するそうです。「ビルクホルツ」については別の記事を書きますが、大変歴史的に見ても意義のある楽器と思われます。ハインラインとリーデルの間に位置する楽器のようです
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バロックトランペットにはまったく穴のないナチュラルトランペットだけでなく、演奏を容易にするための3穴システムや4穴システムがあります
ミュンクヴィッツはこれまで3穴システムを中心に作ってきました
この3穴システム(と4穴システム)のトランペット用のフィンガリングチャートを送ってくれましたのでアップロードいたします
"T"は親指。"1"は人差し指。"3"は中指または薬指とのことです

このチャートの作者はアメリカのバロックトランペット奏者 Barry Bauguessさんです
北ドイツの街(旧東ドイツ領)ロストックに行ってきました
バロックトランペット(ナチュラルトランペットとも言う。モダントランペットのようなピストンのないいわゆる「ナチュラルトランペット」)の製作者ミュンクヴィッツ氏を訪ねたものです
ハンブルグから鉄道で2時間。一泊だけの訪問でしたが歓待してくれ、彼の仕事についてもいろいろと教えてもらいました。ロストック市は歴史的にはハンザ同盟諸都市の一つでハンブルグ、リューベックなどとならんで栄えた港町です。今でも昔の城壁や修道院、立派な市庁舎などに昔の繁栄の面影をたどることができます。
下記の写真(クリックして拡大)ごらんください
1.城壁の跡 2.きれいな市庁舎 3.市庁舎に近広場でちょうど開かれていたイースター祭りの屋台 4.ミュンクヴィッツ氏のワークショップ 5.新発見の古いトランペット(別途記事を書きます) 6.レストランでのミュンクヴィッツ氏 7.北海でとれたお魚のフライ(おいしかった!) 8.レストランの天井を飾る模型の帆船たち
このレストランはロストックでも名物レストランだそうです。昔の帆船時代に長い航海から帰ってきた船乗り(船長)たちが集まって情報交換や旧交をあたためた場所。天井には昔の帆船の模型がところ狭しとつるされていました。帆船好きの僕にとってはまたとない歓待の場所。北海で取れたての魚のフライ。シンプルだけどおいしかった。それにハーフトロッケン(ちょっとだけ甘みのあるドライ)のドイツワイン。また来たいな、と餌で釣られる単細胞ですね(笑)
ドイツのミヒャエル・ミュンクヴィッツ製バロックトランペット(ナチュラルトランペット)の価格表です
ミュンクヴィッツ・バロックトランペット価格表
| "Riedel 1752" Short Model |
専用キャリングケース クルークx4、 リードパイプx1、チューニングビット | ¥280,000 | ||
| "Riedel 1752" Long Model |
専用キャリングケース C クルーク、チューニングビット | ¥300,000 | ||
|---|---|---|---|---|
| "Hainlein 1632" Long Model |
専用キャリングケース C クルーク、チューニングビット | ¥260,000 | ||
| 標準 クルーク Short Model用 |
¥27,000 | |||
| C クルーク Long Model用 |
¥14,000 | |||
| 標準 クルーク Short Model用 |
¥27,000 | |||
| C クルーク Long Model用 |
¥14,000 | |||
| チューニングビット | ¥5,000 | |||
| マウスピース | ¥20,000 |
ドイツのミヒャエル・ミュンクヴィッツ製バロックトランペット(ナチュラルトランペット)の価格表です
ミュンクヴィッツ・バロックトランペット価格表
| "Riedel 1752" Short Model |
専用キャリングケース クルークx4、 リードパイプx1、チューニングビット | ¥280,000 | ||
| "Riedel 1752" Long Model |
専用キャリングケース C クルーク、チューニングビット | ¥300,000 | ||
|---|---|---|---|---|
| "Hainlein 1632" Long Model |
専用キャリングケース C クルーク、チューニングビット | ¥260,000 | ||
| 標準 クルーク Short Model用 |
¥27,000 | |||
| C クルーク Long Model用 |
¥14,000 | |||
| 標準 クルーク Short Model用 |
¥27,000 | |||
| C クルーク Long Model用 |
¥14,000 | |||
| チューニングビット | ¥5,000 | |||
| マウスピース | ¥20,000 |
バロックトランペット用のマウスピース各種、試奏できます
モダンのマウスピースに比べていずれもリムがフラット(試奏用のエッガーは比較的モダンに近い丸みがあるようです)。カップの形、深さ、スロートやボアの径など各種あります。ミュンクヴィッツ氏の言「トランペッターが10人居たら11の意見があるはず(笑)。みなさんに、ぜひ各種のマウスピースで試奏していただきたい」ということでご用意しました。各メーカーとも現在納期が長くかかっているようです。ご希望の場合は早めにご相談ください。
左からブルーノ・ティルツ(スイス)、JK(ドイツ)x2本、エッガー(スイス。試奏用参考品)
W.C.シュミット(ドイツ)x5本(166, 168, 170, 175, 175W)
J.C.Riedel、Dresden、1752
オリジナルはライプチヒ楽器博物館所蔵の "J.C.Riedel, ドレスデン, 1752"です
この歴史的なモデルを忠実にコピーしたモデルで、管体部までハンドハンマーで仕上げてあります
明るく華やかな音です
このモデルについて
オリジナルはドレスデンの教会で使われていた楽器です。Riedel(リーデル)は格別有名なメーカーというわけではなかったようですがこの楽器はすばらしい音がし、特に後期バロックの音楽に向いているようです。
ご存知のように昔の管楽器は地域、メーカーによってピッチが違っていることが多く、オーケストラなどでの合奏には同じ地域、同じメーカーの楽器を使うのが望ましいとされていました。また、ドレスデンは当時ドイツの文化的な中心であり、ここで使われていたということは広くほかの地域でも使われた可能性が高いのではないでしょうか。
価格¥300,000 (税別。専用バッグ付き)
ベルと管部ともにハンドハンマー加工。D管がベースです(A=440Hz)。変調管C付き。
J.C.Riedel、Dresden、1752
オリジナルはライプチヒ楽器博物館所蔵の "J.C.Riedel, ドレスデン, 1752"です
このモデルをベースにして、使いやすい三穴のショートモデルに仕上げました
指穴があけてあり演奏の補助になるので現代のバロック演奏には使いやすく、とくに初めてバロック・トランペットを試すモダン・トランペット奏者の皆様には扱いやすいお勧めのモデルです。
このモデルについて
オリジナルはドレスデンの教会で使われていた楽器です。Riedel(リーデル)は格別有名なメーカーというわけではなかったようですがこの楽器はすばらしい音がし、特に後期バロックの音楽に向いているようです。
ご存知のように昔の管楽器は地域、メーカーによってピッチが違っていることが多く、オーケストラなどでの合奏には同じ地域、同じメーカーの楽器を使うのが望ましいとされていました。また、ドレスデンは当時ドイツの文化的な中心であり、ここで使われていたということは広くほかの地域でも使われた可能性が高いのではないでしょうか。
価格¥280,000 (税別。専用バッグ付き)
ベルはハンドハンマー加工。管部分はシームレス機械加工です。D管がベースです(A=440Hz)。変調管D♭、C、C♭付き。
ミュンクヴィッツのバロック・トランペット3本が入荷しました。
「リーデル 1752」のショートモデルとロングモデル。それに「ハインライン 1632」のロングモデルです。
また、同時にバロックトランペット用のマウスピースも9本入荷。
すでに待ちかねたお客様お二人がそれぞれ別の日に試奏に来てくださいました。実は上記三本は売り物ではなく試奏用なのですが、二人目のお客様は遠くからお越しいただいた上に「代金もかき集めてきた」ということで、どうしてもその日に持って帰りたいとのこと。やむなく、なんて商売人としては不遜な言い方ですが、お譲りしました。
お買い上げいただいたのはリーデルのショートモデルとJKのマウスピース一本です。
さっそく追加で制作してほしい旨、ミュンクヴィッツ氏にメールしましたが今日現在次の入荷は未定です。
ロングモデル2本とバロックTrp用のマウスピースは試奏していただけますので、ご希望の方はどうぞご相談ください。
試奏してくださった方たちのコメントを総合しますと、モダン(普通の)トランペットから入る方はリーデルのショートモデルは扱いやすそうです。バルブはもちろんありませんが、指穴が開いているので多少なりとも音程をとる助けになる。ロングモデル2本は本来のバロックタイプですし、とくにハインラインは1600年代のモデルを基にしているので、とても自然なバロックらしい音が出るように思います。
