サックバット
2014/12/05
ミヒャエル・ミュンクヴィッツは北ドイツのロストックで手工のバロックトランペットを作って高い評価を得ています。ここでは彼が作ったサックバット(トロンボーンの前身)をご紹介します
弊社に展示してあるものは「アルト(Eb)」サックバット。A=440
今回お客様のご希望でA=430 とA=415の変調管(bow)もつけてお作りしました。ミュンクヴィッツ氏に依頼。入荷を待っている状態です(2014年12月)
下の写真はミュンクヴィッツの工房で完成したところの写真です
写真にはA=430 A=415 の変調管も移っていますが、本体価格には含まれません
Alto sackbut "J.Müller, 1625″
The pitch is in Eb (440Hz). The brass tubes for the slide are with seam and without "boot"
アルト・サックバット、モデル:J.ミュラー 1625 A=440Hz, in Eb
本体参考価格¥284,000(税前。2016年1月現在)(価格は原価や為替の変化で予告なく変更されることがあります。左記価格はあくまでもご参考までに。ご希望の場合はご遠慮なくお問合せください)
スライドの管はハンドハンマーの蝋付け管です。(できあいの抜き管ではないので薄く仕上がっており、とても良い鳴りです
今回は変調管を差し替えるご希望なので、ミュンクヴィッツからブレーシングを固定(下写真左)にしたほうがよいのではないか、という提案がありました。オリジナルは鉄の細い棒を差し込んで固定する方式(下写真右)なのだが、変調管を差し替える場合、固定式が好まれるようだというアドバイスにしたがい、今回のお客様も固定式にしました
Tenor Sackbut "Michael Leichamschneider 1738″ (Original from Händelhaus Halle)
下の写真はテナーサックバット 「ミヒャエル・ライカムシュナイダー 1738」 A=440Hz, in Bb
本体参考価格¥404,000(税前)(価格は原価や為替の変化で予告なく変更されることがあります。左記価格はあくまでもご参考までに。ご希望の場合はご遠慮なくお問合せください)
テナーなのでだいぶ大きいのですが、個別の写真では大きさはわかりませんね
キーはBbです
コメントする
コメントしてください
サイン・インを確認しました。 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)よくあるご質問
関連記事