BIZZIチェンバロ、Zuckermannクラヴィコード、Muenkwitzバロックトランペット、TOROガット弦、各種バロック弓などを取扱っています

ガット弦とは

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ガット弦とは家畜(主に羊や牛)の腸から作られた弦のことで、音の豊かな陰影や自然な発音などから世界中に多くのファンがいらっしゃいます
その一方でガット弦を楽しむための基礎知識を入手する経路が少なく、結果として楽器に合わない弦を使ったり必要な手入れをしていなかったりするために「ガット弦は取り扱いにくい」といった認識が目立っているように思います
弊社では良質の素材を求め、イタリアTORO(トロ)社製の最高級シープガット弦をご紹介するとともに、ガット弦を楽しむお手伝いになればと基本的な知識や手入れに関する資料・お使いいただいている皆様のご意見等をまとめ、ご案内しています

TORO社最高級ガット弦(イタリア製)取扱

TORO一族は1965年以来ローマに近いSalleの町でガット弦を作り続けてきました。TORO 社は欧州でイタリアの伝統的な手法でシープガットを作り続けている数少ないメーカーの一つです。イタリアではよく知られていますが、日本にはイタリアのほかのメーカー名、またはフランスやベルギーのメーカー名でしか知られていませんでした。この機会にぜひお試しください

牛か羊か? teku.gif

ガット弦は本来はシープ(RAM)ガットが使われていました。
言葉で音色のことを語るのは難しいのですが、傾向としてシープ弦は柔らかく甘い音、オックス弦は固い音。シープはたちあがり、減衰ともに早いので擦弦(弓でこする)楽器に向く。オックスは比較的減衰時間が長く、撥弦(はじく)楽器に向く。オックスが少しだけ価格が安い。バイオリンなどで初めてリアルガット弦(大手メーカーの言う「ガット弦」はガット芯線に金属巻をしてあるものが多い)を使う方にはオックスがとっつきやすいかもしれません。
TORO一族の長兄、ピエトロ・トロ氏は 『弊社ではシープ(RAM)・ガット、オックス(OX)・ガットどちらも製作可能だが、ぜひ多くのプロに愛用されているシープ・ガットをおすすめしたい。ヨーロッパではほかにはシープガットを作り続けているメーカーは(個人製作家を除けば)ないのではないか?また、日本は乾湿差が激しいと聞いているのでヴァーニッシュタイプを薦めたい。』 とのことです。TOROではヴァーニッシュ(最後の仕上げ塗装)無しのものから3回掛けまで、各種作っています。
OXのガット弦は白っぽく、硬い感じ。TOROでご提供するシープ(RAM)ガットはあめ色でしなやかです。弊社としてはシープ・ガット、1xヴァーニッシュのモデルを標準にしていますが、バリエーションとして「ナチュラル(コーティングなし)」「3xバーニッシュ(コーティングを3回かけてある)。「ベニスカトリン(細い弦をロープ状によりあわえたもの)」などもご提供しています。(ガット弦に詳しいかたは、ヴァーニッシュをかけていないナチュラルタイプをオリーブオイルに浸してお使いになる場合もあります。本格的なガット弦は初めてという方はTOROの1xヴァーニッシュタイプからお試しください。)


ガット弦製作現場の動画

YouTubeに、TORO社の紹介動画が公開されています
ガット弦の工程がかなりきちんと映っているので、ちょっと長いですが是非ご覧ください

(参考記事:TORO社ガット弦製作現場の動画

お客様の声

試奏されたみなさまのコメントでは「音程感がはっきりでる」「音の輪郭がクリア」「音色の陰影に富む」などご好評をいただいています。(掌に汗をかきやすいかたなどには一部の弦で3xヴァーニッシュもご用意しています。)

また、弊社掲示板(BBS)にもコメントが寄せられています teku.gif

「…ヴァイオリンがはるかに輝かしくかつ柔らかい音を出してくれました。ぼくは特にG弦が気に入りました。楽器があきらかに暖かい音で響き始めました。よくあることは、暖かく柔らかい音の場合は音量が出ないことが多い。でもこの弦でコンサートホールで試してみたところ大成功でした。音がとてもクリアでオープンで豊かなのです。また、短時間で音が落ち着きました。…」
過去スレ:新進ヴァイオリニストとTORO弦 より)

「…TORO弦は、はっきり言って切れにくいです。以前にもお伝えしたと思いますが、こんなに切れないガット弦を私は他に知りません。…」
過去スレ:オーケストラの中のガット弦: Y響 O様からのコメント より)

他、
過去スレ:チェロでtoroガット弦
過去スレ:【コントラバス】オールガット
過去スレ:自分の楽器にあったガット弦のゲージを見つける手順について
等もご参考ください


ラインアップ

現在、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、バスガンバ、テナー&アルトガンバ、トレブル、パルドゥシュ、ギター、ウクレレ、フレットガット、テールガット用の各種のゲージ(太さ)をとりそろえています。太さの組み合わせはお好みに応じてご注文いただくことができます。下記品目リストご参照ください。

●品目のリストと価格表です ⇒ TOROガット弦価格表

●ご注文はこちらから ⇒ 弦ご注文ページの入り口

*下記はご参考に価格の抜粋例です(2015年6月時点):
バイオリン用1e'' 0.60mm x 60cm 990円
ビオラ用1a' 0.78mm x 75cm1,620円
チェロ用1a 1.20mm x 120cm4,320円
バス・ガンバ用1d 0.74mm x 120cm2,440円

価格は生産コスト変動、為替変動などにより予告なく変更になる場合があります。ご承知ください
上記は2015年3月現在の価格です

●お支払いは銀行振込、コンビニ振込、クレジットカード(Visa, Master)、代引にて承ります
●郵送料は宅配便(地域により異なります)、またはクリックポスト(一律164円)で承ります

●別注: メーカーとしては、太さはリュート用のごく細いものからコントラバス、ヴィオローネ用の太いものまで可能。ヴェニス・キャットリン、銀巻(メッキではなく)もあります。ご要望があればどういうサイズのものでも取り寄せますのでご相談ください。

ガット弦のお話

GutStoryTitle.jpg 初めてガット弦を使うという方にガット弦の歴史や種類、取り扱いなどを解説したファイルを公開しています
従来からガット弦を使っているがチューニングが狂いやすい(程度問題ですが)、切れやすい、などでお困りの方も一度お読みください。もしかしたらご参考になる情報があるかもしれません
「ガット弦のお話 II」ページ


楽器の弦 その歴史と製法

MusicalStrings.jpg 楽器の弦を使う=演奏する方にはぜひ一度は目をお通しいただきたい資料です
私がまとめた「ガット弦のお話」は、初めてガット弦を使う方たちをイメージして、実用的なガット弦にかかわるお話をまとめましたが、こちらの方は、イギリスのセジャーマン博士が長年の楽弦に関する研究をまとめたもので、ガット弦に限らず金属弦、鍵盤楽器用の弦なども包括した広範囲にわたる知識の集成と言えます
「楽器の弦 その歴史と製法」ページ

よりガット弦をお楽しみいただくために


松脂 メロス/ヒストリカルロジン


ガット弦、という、人間の声帯にあたる大事なパーツをご提供するにつけ、それを活かすための要素として良質の松脂をご紹介、ご提供したいと思ってさがしてきました
現在、ギリシャのメロス社のものと、イタリア/オーストリアの「ヒストリカルロジン」をお勧めしています

MelosLogo.jpgのサムネール画像メロス松脂のご案内記事です MODOIIIイメージ.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像 ヒストリカルロジンのご案内記事です


バロック弓


s_BowPanel.jpg バロック弓各種在庫しています
イタリアの個人制作家のもので14万円~。クラシカル弓もご用意しています。ぜひご自分の楽器で試奏してください

バロック弓,クラシカル弓価格表&在庫一覧